samakurata’s diary

shousetsu 2020

クリスマスの4人 pdfダウンロード

クリスマスの4人

によって 井上 夢人 (著)

クリスマスの4人 の本の表紙


2.4 5つ星のうち(16人の読者)

クリスマスの4人 pdfダウンロード - ビートルズが死んだ1970年の聖夜、火は導火線を走り出した…。10年ごとに彼らを脅かす謎と戦慄の男。4人を迎える結末は破滅か、奇跡か−。30年の時が裂ける! 『EQ』『GIALLO』掲載作をまとめる。【「TRC MARC」の商品解説】

クリスマスの4人の詳細

本のタイトルクリスマスの4人
作者井上 夢人 (著)
ISBN-104-334-92350-X
カテゴリ小説・文学の通販
ファイル名クリスマスの4人.pdf
ファイルサイズ29.66 (現在のサーバー速度は23.8 Mbpsです

以下は、クリスマスの4人に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
本格ミステリファンには賛否両論間違いなしの衝撃作! ** 井上夢人の待望の新作は、既に確固たるものになったリーダビリティに溢れた力強い文章、巧みな構成力で読者を翻弄する傑作。そしてなかなかの問題作である。物語はビートルズが死んだ1970年の聖夜に始まる。この年20歳になる4人は、暗い道をドライブしていた。不意のドン、という何かの衝撃、激しい急ブレーキ。おそるおそる確かめると、男の死体。彼らはそれを必死で隠蔽した。しかし10年後再会した彼らの前に、死んだはずの男が現れる。30年後、彼らを迎える結末は果たして…。1970年、1980年、1990年、2000年と10年ごとのクリスマスが描かれる。これらは断続的に、最初の3編が『EQ』に、最後が『GIALLO』に掲載されたが、3編目まで読んで『EQ』自体が休刊するのを知った読者はさぞイライラしたに違いない。さて、この作品の結末は、本格ミステリファンには賛否両論間違いなしの衝撃的なものだ。しかし、こうした結末を好まない人でも、「井上夢人が書いてくれたから面白く読めてしまった」と言ってしまうのではないだろうか?そしてこの結末は、本格ミステリにおける問題提起と将来に向けての提案ともとれる。もう少し細かく書きたいところだが、ちょっと書くだけで結末を予想させてしまう危険が非常に高いので、涙をのんで黙っておこう。もしこの本の話題に出くわしたら、未読のうちはすばやく耳をふさぐことをお薦めしたい。面白さは保証付きだし、早めに読むのが得策というものだ。ミステリとしての面白さもさることながら、10年ごとに年をとる4人とその背景の描写の巧さに舌を巻く。謎の真相を追うと同時に、4人がどんな大人になっていくのかを見守るのもこの作品の楽しさの一つだ。(bk1ブックナビゲーター:橋根未彩/ライター)